オール電化とは、ガスを使用しない家電システムの導入を指します。
例えば、自然冷媒ヒートポンプ給湯機のエコキュートや、IHクッキングヒーターなどがその代表例です。
①冷媒二酸化炭素(CO2)を用いる。ファンを回転させ外気をヒートポンプ内に取り込み、ユニット内のCO2を暖める。ここではより高温の外気から熱交換器を介してより低温の冷媒を暖める。すなわち外気の熱エネルギーを冷媒に取り込む。
②暖められたCO2を圧縮機に送り圧縮することで、約90℃の高温にする。
③この高温になったCO2を別の熱交換器を介してタンクの水を温める。すなわち冷媒の熱エネルギーを水に移転し湯とする。
④その後CO2を膨張弁にかけて膨張させ低温にする。この後、①の段階に循環する。
IHクッキングヒーターは、磁力発生用コイルにより発生した磁力線が、金属製の鍋を通るとき、鍋底にうず電流が生じます。 このうず電流が鍋そのものを発熱させます。
その給湯費を削減できるので光熱費を大きく下げることができます。
※ご家庭の条件により異なります。一般家庭の光熱費のうち、約1/3が給湯に費やされていると言われています。
オール電化にすることで、太陽光発電と蓄電池で手に入れた安価な電気を有効に使用することができます。
火を使用しない、だから安心安全。大気の熱をくみ上げてお湯を沸かす為、火を使用せず、ガス給湯器のような不完全燃焼などはありません。
またIHクッキングヒーターでは吹きこぼれによる立ち消えや衣服への着火の心配がありません。
万が一天災がおこって断水しても、タンク内の水を生活用水として使用できます。
また、停電時にはガス・灯油の給湯器も電気で動く為、お湯を沸かすことができませんでしたが、EQは深夜に貯めておいたお湯を使用できます。
環境やライフスタイルに合わせて、選択していただけます。現在追い炊き機能が付いていない方でも、ご使用の浴槽はそのままで追い炊き機能を付加することができます。
※浴槽の種類によってできない場合があります。
※追い炊き機能を付加する場合、浴槽に循環金具の取り付けが必要です。
夏場も涼しく調理できます。火を使用しないので、余分な熱が発生することはありません。冷房のロスが少ない為、光熱費を節約することができます。
IHクッキングヒーターはフラットな形状なので、汚れをサッとふき取ることができ、お掃除がとっても簡単です。上昇気流が少ない為、油などの飛び散りを抑えることができ、換気扇や壁のベタベタを抑えることもできます。
熱効率がガスと比較しても格段に高く、エネルギーロスが小さいという特徴があります。また200Vのハイパワーで調理時間も短くできます。
天ぷら油の温度調節や魚の両面焼きの際に出るイヤなニオイの脱煙機能、茹でる際のタイマーや万が一のチャイルドロックなど、余裕のあるキッチン空間を演出してくれます。
※機能は機種によって異なります。